辞書的には、「依存」とは「他のものをたよりとして存在すること」をいいます。
言葉通りの意味で考えると、この世界では誰でも何にしても自分以外の誰かや、何かに頼って生きています。例えば、毎日の食事一つとっても「パンを売ってくれるお店」がなければパンを食べることができません。極端な話ですが、これも1つの依存状態です。
では、誰でも何でも、依存症であるのでしょうか? 依存症とは、「あるものに頼るのをやめられない状態」とされます。依存と依存症を分ける境界は、ある物や行動に頼るのだけにとどまらずとらわれていること、それに関する衝動や欲求がコントロールできないことにあるでしょう。そして、とらわれることで身体的、精神的、社会的な問題がでてしまいます。
依存症とは、「その行動・行為に毎日とらわれて」いて、そのことなしでは満足感がない、満たされない状態になっていることです。そのため、続けているうちに他の何にも増してその行為が大事になってきます。だんだんと、自分の中で依存する行動こそすべて、になっていき、日常生活や仕事に問題が発生します。
そのうちに「より頻繁に」、「より激しく」なり、エスカレートしていくと自分の心身を傷つけ、周囲の人も巻き込んでいってしまいます。これが依存症です。
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