【12月21日開催】 性依存症オンライン無料セミナー

 性依存症の当事者は、性問題行動にはまり込むことで「嫌なことを忘れ」、気分を大きく変えられることを体験すると、依存が高まっていってしまいます。性依存行為を行うと、気分が劇的に変化することも少なくありません。

 盗撮等がバレずにやり過ごせた、というある種の成功体験が積み重なると、気持ちを切り替える際に繰り返し同じ手段=性問題行動に頼るようになっていきます。そして、「より頻繁に」なり、エスカレートしていってしまいます。

 しかし、性依存に陥っている当事者では、自分では気分転換・ストレス解消の方法に問題があることを認めにくかったり、問題であると自覚していても、いつの間にか自分の行動もコントロールできない状態に陥っています。

 性依存症に限らず、いわゆる依存症に共通する特徴としては、衝動性のコントロール障害という課題があげられます。特定の物質摂取、行為等についての「こうしたい」という衝動が突然に湧き上がってくる、スイッチが入ったようにある行為等への欲求が生じてくる、という状態に直面するのですが、本人はこの衝動や欲求に有効に対処する術を持たないのです。結果として、盗撮や痴漢といった自分でも望ましくないと思っている行動に至ってしまう可能性があるのです。

 本セミナーでは、臨床心理士が性依存症で困っている本人や周囲の方に向けて、性依存症の理解と支援の方法についてお伝えしていきます。相談のタイミングや対処の考え方についてもお話ししていきます。性依存症で悩んでいる方や、その周囲の方の一助となれば幸いです。

* 開催日:12月21日 (土) 13:00~14:30 Zoom開催

 【対象】

 性行動に問題・課題を感じている当事者、周囲の方々

* 本セミナーは個人を特定するものではありません。

※お申し込みはコチラ→ 「お申込みフォーム (google.com)」 よりお願い申し上げます。

● 対処行動としての性依存・性問題行動

 性依存では、性的な欲求が高まったから性問題行動をする、というよりも何かしらのストレスフルな状態に置かれたときに、その対処行動として性問題行動をする、というケースが多くみられます。

 性問題行動が始まる前のうちは、うまくいかないことに対して何とか対処行動をとろうとしていました。しかし、うまくいかないことが続くと、どんどんと否定的な感情が溜まってきてしまい、その感情をうまくコントロールすることが難しくなってきます。

 否定的な感情をコントロールすることが難しくなっている状態が続くと、効果的でない、あるいは逆効果な対処方法を取ってしまうことがあります。効果的ではない対処を繰り返していると、次第に「自分は何もできないのではないか」という無力感が生じてきます。

 こうした無力感が続くと、望ましくない行動をしてでもその問題に対処したい、望ましくない方法だけれどそれ以外にとりようがない、という考え方に向かっていってしまいます。その結果、考え方が性問題行動を許すものへと変わっていってしまい、対処行動として性問題行動が定着してしまいます。

 あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センターでは、性依存症のオンライン治療プログラムを実施しています。下記の電話番号まで、「性のオンライン・プログラムについて」とお問い合わせください。

あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センター 052-671-1555

● クレプトマニアと嘘

 依存症からの回復の神髄は「正直になること」であるといわれています。薬物やアルコールといった物質依存症であっても、窃盗症/クレプトマニアという行為依存の問題であっても、正直であることが回復・改善に重要なのは共通しています。

 依存症では、周りに対しても自分に対しても嘘をついてしまうことがとても多くみられます。自分が依存症であるならば、心配する家族や友人、職場の人などに対して、嘘をついたことがあるかもしれません。

 最初からそうであったはずはないのですが、いつの間にか、「身近な人間関係よりも、依存行動の方がずっと大事なもの、ずっと信頼できるものとなってしまう」のです。

 依存症という内容はオープンにしづらいものです。窃盗症/クレプトマニアにおいても、依存行為である万引きを行っていることをできるだけ隠そうとします。しかし、窃盗症/クレプトマニアとうまく折り合っていくためには、自分が感じている思い・気持ちを正直に言葉にしていくことが大切です。

 信頼できる治療者・支援者に「どうして窃盗/万引き行為をしたい気持ちになったのか」を素直に話し、対応を考えていけるとよいでしょう。

 あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センターでは、窃盗症/クレプトマニアのオンライン・グループ・プログラムを実施しています。下記の電話番号まで、「オンライン・プログラムについて」とお問い合わせください。

あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センター 052-671-1555

【性依存症の治療】11月16日開催 無料オンラインセミナー

 繰り返してしまう性問題行動の背景には、「依存症」の要因が強く影響しています。本人がやめたい、やめなければならないと思っていても、ある特定の状況になったり、日常的なストレスを溜めていたりすると、衝動がうまくコントロールできなくなってしまいます。その結果として、「気づいたら」また性問題行動を行ってしまった、というケースが多いのです。

 問題行動が発覚するか否かという部分は確かに本人にとっても周囲にとっても重大事項ですが、どうしてその行為自体にはまり込んでしまっているのかという本質を理解することも忘れてはいけません。そこでは、「依存」という観点から理解を進めることが有効になってきます。しかし、盗撮や痴漢といった性問題行動の背景に、「依存症の問題」が関係しているということには、なかなか目が向けられないケースも多いのです。

 特に、性問題行動、性の逸脱行動についての悩みは、そのデリケートさから誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまいがちです。本セミナーでは、臨床心理士が性依存症で困っている本人や周囲の方に向けて、性依存症の理解と支援の方法についてお伝えしていきます。

 どういった状態が治療の対象となるのか、相談のタイミングはどうとらえたらよいか、などについてもお話しすることで、性依存症で悩んでいる方や、その周囲の方の一助となれば幸いです。

 セミナーは11月16日(土)14:00~15:30 オンライン(Zoom)開催です。

【対象】

性行動に課題・問題を抱えている当事者、周囲の人

* 本セミナーでは、個人を特定することはありません。

※お申し込みはコチラ→ 「お申込みフォーム (google.com)」 よりお願い申し上げます。

● 性問題行動に至る道筋

 人が犯罪に至るまでには、どんなことが起きているのでしょうか?

 日常、多くの人は犯罪をしようとは思いません。しかし、日常生活の中で1つあるいはいくつかのうまくいかないことというのは誰にでも生じます。

「ストレスがたまる」

「むしゃくしゃする」

 こういった感覚をもつことは、生活している中では普通のことです。このような感情が積み重なることは、犯罪につながるリスクとなる可能性があります。とはいえ、多くの場合は、犯罪的ではない方法で対処を試みて対処したり、あるいは適切なところで妥協をしたり置き換えたりして、問題と折り合いをつけています。

 しかし、うまくいかないことに対処しきれずにいる場面が多くあると、否定的な感情が高まってきてしまい、またその感情を制御することが難しくなってしまいます。

 性依存では、否定的な感情への対処行動として性問題行動を持ってしまっています。そのため、否定的感情を抱いてから性問題行動に至るまでの間隔が短いのが課題だといえるでしょう。

 

 あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センターでは、性依存症のオンライン治療プログラムを実施しています。下記の電話番号まで、「性のオンライン・プログラムについて」とお問い合わせください。

あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センター 052-671-1555

● クレプトマニアと嘘

 依存症からの回復の神髄は「正直になること」であるといわれています。薬物やアルコールといった物質依存症であっても、窃盗症/クレプトマニアという行為依存の問題であっても、正直であることが回復・改善に重要なのは共通しています。

 依存症では、周りに対しても自分に対しても嘘をついてしまうことがとても多くみられます。自分が依存症であるならば、心配する家族や友人、職場の人などに対して、嘘をついたことがあるかもしれません。

 最初からそうであったはずはないのですが、いつの間にか、「身近な人間関係よりも、依存行動の方がずっと大事なもの、ずっと信頼できるものとなってしまう」のです。

 依存症という内容はオープンにしづらいものです。窃盗症/クレプトマニアにおいても、依存行為である万引きを行っていることをできるだけ隠そうとします。しかし、窃盗症/クレプトマニアとうまく折り合っていくためには、自分が感じている思い・気持ちを正直に言葉にしていくことが大切です。

 信頼できる治療者・支援者に「どうして窃盗/万引き行為をしたい気持ちになったのか」を素直に話し、対応を考えていけるとよいでしょう。

 あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センターでは、窃盗症/クレプトマニアのオンライン・グループ・プログラムを実施しています。下記の電話番号まで、「オンライン・プログラムについて」とお問い合わせください。

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● 機会・チャンスをなくす (性依存症)

 あれこれと小難しく考えるよりも、シンプルに性問題行動をしないでいられるかもしれない方法としては、「性問題行動ができそうな場所に行かない」、という対処があげられます。

例えば、犯罪をしたいと思って、犯罪をしようとしている人であっても、

「他の予定がある」

「他者の目がある」

「被害者と接する機会がなかったりする」

と、犯罪をしなくてすむことがあります。つまり、機会・チャンスをなくしてしまうことで、犯罪をしない対処ができていくのです。

 性依存でも、いつもの性問題行動ができそうな場所に行こうとするのではなく、家の中でゆったりと過ごす計画を立てて実践することも有効といわれています。また、外出するにしても、駅などには行かないような外出プランを立てることも大切です。

 他にも、家族など身近な人に見守ってもらったり、支援者から行動を定期的にチェックしてもらったりする「モニタリング」を行ってもらうことや、行動範囲を決め、性問題行動をしそうな場所を回避するといった試みをとっていくことも、性問題行動の機会をなくしていくという方法として有効です。

 あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センターでは、性依存症のオンラインでのグループ・プログラムを実施しています。下記の電話番号まで、「性のオンライン・プログラムについて」とお問い合わせください。

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● 性依存症/性加害と良心

 多くの人は、犯罪をしたいと思っても、犯罪はいけないと思って、犯罪をしません。

犯罪をしない人たちは、

「社会的なルールは守らねばならない」

「犯罪をしてしまうと捕まって損になる」

「他者を傷つけたくない」

といった考えが強いために、犯罪をしないと考えられています。これはいわゆるところの「良心」であり、犯罪をしないでいられる心の内側のバリアともいえます。

 しかし、欲求不満が高じてしまうと、犯罪をしてでもその欲求を満たしたいという思いが強くなってしまうことがあります。また、そもそも自分がしたいことは犯罪にはならないとか、「相手は嫌がっていないから」たいしたことではないと思い込んだりしてしまう場合があります。

 このような、犯罪行動を許す考え方を「認知の歪み」といいます。自分の中の認知の歪みを見つけて、犯罪をしない考え方を選ぶことができるようになれば、「良心」の力が強化され、犯罪から遠ざかることができるといわれています。

 認知の歪みに気づくことは簡単ではありません。セルフ・モニタリング等、トレーニングをすることで少しずつですが気づけるようになっていきます。

 あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センターでは、性依存症治療のオンライン・グループ・プログラムを実施しています。下記の電話番号まで、「性のオンライン・プログラムについて」とお問い合わせください。

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● スケジュールのポイント 窃盗症/クレプトマニア

 スケジュールを立てるときのポイントは、頭で考えるだけはなく、必ず表にするなど、目に見える形で書き出すことです。窃盗症をはじめとするプロセス依存症はとても大きな影響力を持っています。頭の中では、どんなに強い意志を持っていたとしても、窃盗行為をしていたときと似た状況に出会うと脳が勝手に反応してしまいます。

 頭の中で作ったスケジュールは、すぐに頭の中で「窃盗行為をしてもいい理由」に上書きされてしまいます。そのため、スケジュールを立てるときは紙に書き出していくことが大切です。

 そして、大切なのは次の行動を起こすことです。

・日常の生活の習慣を変える。

・引き金を避ける。

・安全な生活スケジュールにしたがって生活する。

 もし、スケジュールに空いている時間を作ったり、危険だと分かっている予定に何も対処しないときは危険信号がついているかもしれません。「スケジュールを立てる」という行動は、自分自身の変化のバロメーターでもあります。自分自身でスケジュールを作り、それを守っている間は、きっと窃盗行為をしないでいられることでしょう。

 あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センターでは、窃盗症/クレプトマニアのオンラインでのグループ・プログラムを実施しています。下記の電話番号まで、「オンライン・プログラムについて」とお問い合わせください。

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● 性依存症/性加害と健全な欲求充足

 性依存症では、性的行為をしたいという衝動に抵抗できなくなることが繰り返されるという「衝動制御」に課題があります。しかし、きっかけに近づいたら必ず性依存行為を行うか、というとそうではなく、性依存行為をせずにいられる場面もあります。

 では、なぜ性依存行為をしようという気が起こらなかったのかと考えると、それは欲求がある程度満たされているか、あるいは欲求が満たされていなくても健全な方法でストレスを解消できているからだと考えられます。このような状態を「健全な欲求充足/健全な欲求の解消」がなされているといわれます。

 その逆に、欲求があまりに満たされていない状態であると、普段は逸脱した行為をしたいと思わない人であっても、リスクをおかしてでも自分の欲求を満たしたいと思うようになってしまう場合があります。

 「動機・衝動」に対して、犯罪という方法ではなく、社会的にも受け入れられる欲求充足の方法を考え練習していくと、健全な欲求解消の方法が強化され、犯罪から離れて過ごせると考えられています。

 あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センターでは、性依存症治療のオンライン・グループ・プログラムを実施しています。下記の電話番号まで、「性のオンライン・プログラムについて」とお問い合わせください。

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