繰り返してしまう性問題行動の背景には、「依存症」の要因が強く影響しています。本人がやめたい、やめなければならないと思っていても、ある特定の状況になったり、日常的なストレスを溜めていたりすると、衝動がうまくコントロールできなくなってしまいます。その結果として、「気づいたら」また性問題行動を行ってしまった、というケースが多いのです。
問題行動が発覚するか否かという部分は確かに本人にとっても周囲にとっても重大事項ですが、どうしてその行為自体にはまり込んでしまっているのかという本質を理解することも忘れてはいけません。そこでは、「依存」という観点から理解を進めることが有効になってきます。しかし、盗撮や痴漢といった性問題行動の背景に、「依存症の問題」が関係しているということには、なかなか目が向けられないケースも多いのです。
特に、性問題行動、性の逸脱行動についての悩みは、そのデリケートさから誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまいがちです。本セミナーでは、臨床心理士が性依存症で困っている本人や周囲の方に向けて、性依存症の理解と支援の方法についてお伝えしていきます。
どういった状態が治療の対象となるのか、相談のタイミングはどうとらえたらよいか、などについてもお話しすることで、性依存症で悩んでいる方や、その周囲の方の一助となれば幸いです。
* セミナーは11月16日(土)14:00~15:30 オンライン(Zoom)開催です。
【対象】
性行動に課題・問題を抱えている当事者、周囲の人
* 本セミナーでは、個人を特定することはありません。
※お申し込みはコチラ→ 「お申込みフォーム (google.com)」 よりお願い申し上げます。