● 窃盗症/クレプトマニアの治療モデル

 窃盗症/クレプトマニアの治療目標は「再犯しないで過ごしていけること」です。

 主流になっているのが「再発防止/リラプス・プリベンション」モデルです。一度やめることができたら、再発したいとは思わないでしょう。再発を防ぐために、あらかじめ、いろいろな対処方法を持っておき、予防することができるようになることが大切という姿勢です。

 ただ、窃盗症/クレプトマニアとは窃盗衝動をうまくコントロールできない状態にあります。何らかのきっかけ(引き金)があると、再び窃盗行為を繰り返してしまう、という性質があり、再発はつきものといわれています。

 

 もちろん、再発がない方が望ましいのはいうまでもありません。そのため、予防するための対処方法を身につけておく必要があります。

 ここで気に留めておいてほしいのは、再発とは必ずしも再犯や再行動をさすわけではありません。窃盗行為をしていたときの考え方や行動に近い状態になっていることを再発と呼びます。そこから再行動に至らないよう、対処することが大切です。

 あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センターでは、窃盗症/クレプトマニアのオンラインでのグループ・プログラムを実施しています。下記の電話番号まで、「オンライン・プログラムについて」とお問い合わせください。

あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センター 052-671-1555