多くの人は、犯罪をしたいと思っても、犯罪はいけないと思って、犯罪をしません。
犯罪をしない人たちは、
「社会的なルールは守らねばならない」
「犯罪をしてしまうと捕まって損になる」
「他者を傷つけたくない」
といった考えが強いために、犯罪をしないと考えられています。これはいわゆるところの「良心」であり、犯罪をしないでいられる心の内側のバリアともいえます。
しかし、欲求不満が高じてしまうと、犯罪をしてでもその欲求を満たしたいという思いが強くなってしまうことがあります。また、そもそも自分がしたいことは犯罪にはならないとか、「相手は嫌がっていないから」たいしたことではないと思い込んだりしてしまう場合があります。
このような、犯罪行動を許す考え方を「認知の歪み」といいます。自分の中の認知の歪みを見つけて、犯罪をしない考え方を選ぶことができるようになれば、「良心」の力が強化され、犯罪から遠ざかることができるといわれています。
認知の歪みに気づくことは簡単ではありません。セルフ・モニタリング等、トレーニングをすることで少しずつですが気づけるようになっていきます。
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