性依存症では、社会における「行動」が問題となっています。例えば、痴漢、露出、盗撮などは触法行為であり、社会的にも問題となってしまう行動です。
そのため、性依存症では問題となっている「行動」の変化を目標にするのですが、行動を変えるためには、新しい行動の仕方などのスキルを学ぶことが重要です。依存行為は、ストレスを解消したり、欲求をすぐに満たせることができるとても強力な方法です。
したがって、ただ「変わろうという思い」だけではなかなか行動は変えられません。自分がどのような場面・状況で、性依存行為をしていたのか、自分の内面をよくながめていくことが必要になります。
変化するためには、自分の中での「気づき」が必要です。この気づきを得るためには、新しい行動について学び、その中で自分のモノの見方・考え方の特徴を理解し、こうすればよかったんだ、という実感(感情)がともなってはじめて行動を変えていくことができます。
行動を変えていくには、1つ1つじっくりと進めていくことが何より大事になります。
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