一般的な窃盗症/クレプトマニアの症例では、摂食障害とまでいかなくとも、何らかの異常な食習慣が見出されることが多いといわれています(竹村道夫より)。窃盗症/クレプトマニアにみられる代表的な異常な食習慣を以下にあげます。
A.明らかな摂食障害があるが治療歴がない。
B.30%以上の体重の増減がある。
C.夜間の過食習慣がある。
D.一日一度しか食事しない、後はお菓子をつまむだけ。
E.自発性の嘔吐習慣がある。
F.チューイング(噛み吐き)の習慣がある。
G.ダイエット中のアスリート。
H.糖尿病などのダイエット中である。
I.極端な偏食がある。
J.摂食障害既往のない窃盗症患者が、良好な治療経過中にダイエットを開始したら、途端に再犯した。
これらの例では、生理的な飢餓感を抱えやすい状態にあることから、涸渇恐怖やためこみマインドにつながりやすいこと、涸渇恐怖やためこみマインドが窃盗衝動の原動力となっている可能性があると考えられています。
あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センターでは、窃盗症/クレプトマニアのオンラインでのグループ・プログラムを実施しています。下記の電話番号まで、「オンライン・プログラムについて」とお問い合わせください。
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