万引きは、少年犯罪の代表といわれてきました。しかし、最近では成人の万引き事案の増加が社会的な問題になっています。一般成人や、社会人、主婦、高齢者など、幅広い年代で常習万引きにおちいっている人が増えているといわれています。
常習的な万引きを繰り返し、その万引き行為をどうしてもやめられない、という状態は「窃盗症・病的窃盗/クレプトマニア」という精神疾患にあてはまります。
窃盗症・病的窃盗/クレプトマニアの特徴として、次のような特徴があるといわれています。現在、窃盗・万引きをしてしまっており、窃盗・万引きをしたいという衝動にとらわれている人で、次の内容にいくつか当てはまるとき、窃盗症という精神的な病の可能性を疑ってみる必要があるかもしれません。
1.主に万引きを繰り返す
2.ほとんどは、一人で行っている
3.リスクに見合わない窃盗行動を繰り返す
4.窃盗以外には、反社会的行動がない
5.職業的犯罪者ではない
6.窃盗衝動のスイッチが入ると、自力でのセーブ・抑止が困難
7.捕まっても再びやってしまいしやすい
8.心理的、生理的飢餓感を背景に持つ
9.摂食障害やうつ病などを合併することが多い
10.刑事罰ではほとんど更生しない
11.病識(病気であるという自覚)がほとんどない
あつた白鳥クリニックでは、窃盗症・病的窃盗/クレプトマニアのオンラインでのグループ・プログラムを実施しています。下記の電話番号まで、「オンライン・プログラムについて」とお問い合わせください。
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