窃盗症・病的窃盗/クレプトマニアとは、
・「盗みたいという衝動を抑えることに何度も失敗しながら、やめたくてもやめられない状態に陥っている人」
・「十分な金銭を持っている上に、経済的にはさほど困っていないのに、重大な法的リスク(執行猶予中の再犯など)を犯してまで万引きをしてしまう人」
のことをいいます。
スーパーなどのある特定の店舗に行けば盗んでしまうことが分かっているのにもかかわらず、そこに行ってわざわざ万引きを繰り返す人もいます。これらの人は、貧困で生活のために盗むとか、プロの窃盗者とは異なり、必ずしも何かが欲しいから盗るわけではありません。「窃盗のために窃盗する」ことを繰り返す状態にあります。
この窃盗行為については、本人も「分かっている」
→ 「けれど、やめられない」
→ 「盗みたいという衝動や欲求を自分自身でもコントロールできない状態」
にある人たちであるといえます。
クレプトマニア(窃盗症・病的窃盗)とは、「物を盗もうとする衝動に抵抗できなくなることが繰り返される」という衝動制御の障害ととらえることができます。
このような人たちは、「窃盗すること、その行為自体が目的」という、行為依存(プロセス依存)の状態におちいっているといえます。
あつた白鳥クリニックでは、窃盗症/クレプトマニアのオンラインでのグループ・プログラムを実施しています。下記の電話番号まで、「オンライン・プログラムについて」とお問い合わせください。
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