依存症からの回復の神髄は「正直になること」であるといわれています。薬物やアルコールといった物質依存症であっても、性依存の問題であっても、その他の依存症であっても、正直であることが回復・改善に重要なのは共通しています。
依存症では、周りに対しても自分に対しても嘘をついてしまうことがとても多くみられます。自分が依存症であるならば、心配する家族や友人、職場の人などに対して、嘘をついたことがあるかもしれません。
最初からそうであったはずはないのですが、いつの間にか、「身近な人間関係よりも、依存行動の方がずっと大事なもの、ずっと信頼できるものとなってしまう」のです。
依存症という内容はオープンにしづらいものです。性依存症においても、依存行為を行っていることをできるだけ隠そうとします。しかし、性依存とうまく折り合っていくためには、自分が感じている思い・気持ちを正直に言葉にしていくことが大切です。
信頼できる治療者・支援者に「どうして性依存行為をしたい気持ちになったのか」を素直に話し、対応を考えていけるとよいでしょう。
あつた白鳥クリニック 依存症・嗜癖治療センターでは、性依存症治療のオンライン・グループ・プログラムを実施しています。下記の電話番号まで、「性のオンライン・プログラムについて」とお問い合わせください。
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