● 性依存が問題になるとき

 性的な興味関心を持つのは人として自然なことです。

 けれど、性的な考えや行動が、日常生活や仕事などを圧迫してしまうようになると、はたしてその状態は「自然」でしょうか?

 性依存症者では、性的な問題行動について、「やってはいけないことだと分かっている」という自覚を持っているケースが多くみられます。しかし、

 

「分かってはいるけれど、自分自身では欲求や衝動をコントロールできない

コントロールがどうしてもできなくて、実行に移してしまう

 

 このようなコントロール障害の状態におちいっていることで、「本人、そして周りの人にとっての障害となる行動」をとってしまうのです。

 性の嗜好性が偏っている、願望を持っているだけでは、問題行動や障害としてはみなされません。問題になるのは、「実際に」行動してしまうことで逮捕されたり、空想や衝動が強すぎて1日の時間の多くを使っているといった、「困ったことが起きた=問題が生じた」場合です。

 

 あつた白鳥クリニックでは、性依存症のオンラインでのグループ・プログラムを実施しています。下記の電話番号まで、「性のオンライン・プログラムについて」とお問い合わせください。

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